まず、"動きまセンサー"とは何かを説明し、そのあと動きまセンサーを有効にしてメールで知らせたり、あなた独自の動作をさせる方法を説明します。
Msakoは動体を検知するわけですが、一定時間以上動体が検知されなければ、反対に、動きがないことを検出したことになります。Msakoでは、この動きがないことを検出する機能のことを動きまセンサーと呼んでいます。動きまセンサーの典型的な適用例は家族の見守りでしょう。
設定画面の「詳細設定」を選択し、「動きまセンサーの検出時間」の欄に、動きがないと判断する時間を設定します。動きまセンサーを無効にしたい場合は、この欄に32767を記入してください。
ここで設定した時間以上経過しても動体が検知されないと動きまセンサーが検出されて、次の動作をします。これらの動作は、ここで設定した時間が経過するたびに、動体が検知されるまで繰り返し実行されます。
動きまセンサーが検知した時にメールやLINEを送信するには、動きまセンサーを有効にしたうえでメッセージの設定画面で「送信タイミング」の欄を「動きまセンサーが検出された時」に選択します。
動きまセンサーが検知した時にプログラムを実行するには、動きまセンサーを有効にしたうえでプログラム実行の設定画面で「動きまセンサーが検出された時にプログラムを実行する」をチェックし、実行したいプログラムを記入します。
動きまセンサーとスケジュール監視を使って家族の見守りをする例を示します。見守り対象となる家族が、朝は遅くとも7時に起床し、夜は早ければ22時に就寝するとします。30分以上動きがなかった場合異常とするのであれば、監視スケジュールを朝晩前後にそれぞれ30分づつ長くして6:30から22:30と設定します。この設定により、正常ならば起きて活動していなければならない昼間に、30分以上活動が認められないことを検出できます。